研究テーマ 道具としての英語 〜年間5時間で話したくてしかたない子にする方法〜
中央町立加美小学校 教諭 奥山 仁
愛 より 恋で *英語ではどちらもLove
1.教育の究極目標は「自己実現」にあり=自分の可能性を見つけそれを
発揮していくこと
「人」「自分」「学び」を好きになる やがて愛になる
国際理解教育だからこそ日本人らしさを忘れない
2.行事(イベント)は「ワクワク どきどき ほのぼの」で企画する
好きになることの効用 Power of Dreams
コミュニケーション 聞く力 話す力 人と関わる力(意欲,自信)
3.企画例 「修学旅行外国人インタビュー」
仕掛け
@早くからゴールを教えておく(見通し ワクワク)
A必要最小限の知識,技能を伝えておく(自信)
B日本人としての自覚(責任)
総合「和を極める」・・・・本物の日本人こそ本物の国際人
空手,三味線,日本舞踊・・・・弓道,浴衣の着付け
外国人とのe-mail交流(e-pales,修学旅行で出会った人と)
授業の実際
@ALT1時間目に12表現を勉強(指導例参照)
Aすきま時間に担任が12表現を指導
*スピーディーに,大きな声で,ジェスチャーをつけ,くり返す
B外国人インタビュー「どうすれば苦労せずに外国人が寄ってくるか。」作戦
* 日本文化にこだわる・・・・浴衣,はっぴ,けんだま,あやとり,折り紙,
うちわ,名刺・・・・日本人としての自信,責任,自覚ができる
CALT2時間目には発音練習とロールプレイを徹底的にする(指導例参照)
D修学旅行での清水寺外国人インタビュー
EALT3時間目は劇化,学習発表会の劇に入れる
4.指導して見えてきたこと 「道具としての英語」
・ ブロークンイングリッシュのすすめ *世界一話されている言語
・ 小学校英語はあくまで導入である *ぺらぺらなど夢見ない
・ 人間教育の一環としての英語
・ 国語のできる子が英語もできる
・ 英語を上手になるためには日本語を大切にできる子に
・ excite翻訳の利用・・・・外国の人とe-mail交流
・ 英語とのいい出会いを
5.指導例(ALT2時間目)
1.歌(Song)「Imagineイマジン」
2.あいさつ(greeting) |
|
3.修学旅行英語インタビュー練習
@ 国の名前(フラッシュカード)
日本,韓国,中国,アメリカ,ブラジル,オーストラリア,ニュージーランド,ドイツ,イギリス,フランス,イタリア,マレーシア,シンガポール,台湾,フィリピン,カナダ,ロシア
A バクダンゲーム「どこから来ましたか。」(班で30秒)
B レイチェル先生の後に発音
C 大声早口3回唱 カードくじびき
D 同国人探しゲーム
|
|
4.あいさつ(greeting) |
|
6.自信をつけるための裏わざ
○ マスコミの力を借りる
・ テレビ・ラジオのニュースに取り上げてもらう
・ 新聞記事にしてもらう
*普段からマスコミ関係者とつなぎをつけておく